中古住宅の資産性
また、日本の不動産は土地に重きが置かれ、建物は重視されません。
欧米諸国だと新築価値100に対して中古価値は90ですが、日本の場合は新築住宅を買った途端に価値は2割下がり、建物価格はおよそ20年でゼロになります。建物の耐用年数は短く、住宅の代替わり周期は30年と、英国の140年、米国の100年に比べると極端に短命です。
住み替えの都度、多額のローンを組む必要があり、ライフスタイルの変遷による住み替えが難しいのです。
ところが昨年、中古住宅の流通を盛んにしようと、「いまある住宅を長く使う」ことを奨励する「住生活基本法」が成立しました。この法律により、中古市場における住宅の資産性は、これまでと比較にならないほど重視されるようになります。