手口と対策
「振り込め詐欺」被害回復法が成立 裁判経ず被害金返還へ
少しでも、返還されるにこしたことはありません。ただ、過大な評価はせず、自分自身が常に気をつけて、勇気ある行動をすることが一番ですね。今の社会は、周りが守ってくれすぎて、自分で生きていくことを忘れないようにしたいものです。
(ヤフーニュースより引用)
振り込め詐欺など預金口座を利用した犯罪の被害金を返還する「振り込め詐欺被害回復分配金支払い法」が14日午前、参院本会議で全会一致で可決、成立した。犯罪口座に振り込まれたまま残っている被害金を、裁判を経ずに迅速に返還する仕組みを創設するもので、金融庁が具体的な制度を定めたうえで来年夏にも返還手続きが始まる見通しだ。
返還の仕組みは、まず預金保険機構がインターネットで被害金を返還する犯罪口座の番号や名義人などを公告する。被害者は振込票など被害に遭ったことを証明する資料を付けて、金融機関に申請する。
被害が確認されれば被害金が返還されるが、犯人がその口座からすでにお金を引き出している場合は残ったお金を配分することになるため、分配金が実際の被害額を下回るケースも多くなりそうだ。
これまでは、被害金を返還してもらうには原則として被害者が裁判を起こす必要があった。裁判になっても犯罪口座に被害金が含まれていることを証明するのが難しく敗訴するケースが多いため、犯罪口座には06年度末時点で約70億円が被害者に返還されないまま残っているとされる。
振り込め詐欺とは
「振り込め詐欺」とは、電話を使ってニセの話でだまし、振り込みを要求する犯罪です。
振り込め詐欺とは、いわゆる「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」「融資保証金詐欺」の総称です。たとえば電話で本人や家族、警察官、弁護士などを装い、交通事故や痴漢の示談金、借金返済などの名目でだまし、現金振り込みや現金書留の送付を要求します。あらかじめ家族構成や勤め先などを調べてから犯行に及ぶ場合もあります。
こんな電話に注意!
・「オレ」や「わたし」「ぼく」など名前を名乗らない。
・警察官や弁護士などをかたり、示談金を早急に支払うように言われた。
・会社の上司をかたり、横領金を弁済するよう言われた。
・銀行の振り込み締め切り時間が迫っている14時までに電話がきて、「今日中に振り込め」と言われた。
振り込め詐欺の手口
手口1:電話で「オレだよ」などと言って、親族を装う。
子供や孫を装い、「借金の連帯保証人になってしまった。このままでは会社まで取り立てにこられてクビになる」などと言って、現金を振り込ませる。その他、妊娠中絶費用や交通事故の示談金などを名目にだまし取ることもある。
手口2:電話で警察官や弁護士などを装う。
弁護士などを装い「ご主人が痴漢行為で警察に捕まっている。被害者のご主人がとても怒っているが、示談に応じるそうです」などとウソを言い、現金を振り込ませる。医者の家族に対し、医療ミスによる示談金などを名目にだまし取る場合もある。
手口3:暴力団関係者などをかたり、脅す。
暴力団関係者を装い、「お子さんに自動車をぶつけられた。修理代を出せ」などと言って脅し、現金を振り込ませる。誘拐・換金を装った事例も報告されている。
振り込め詐欺の対策
対策1
自分から先に息子さんやお孫さんの名前を言わないようにしましょう。まずは電話相手に言わせてください。家族や親戚の名前や住所を聞くなど、必ず本人かどうか確認しましょう。
対策2
振り込む前に、必ず本人や家族と連絡をとって下さい。すぐに一人で振り込んではいけません。
対策3
警察官や弁護士を装った電話は、名前と勤め先の住所を聞いて、一度電話を切りましょう。電話番号案内などで番号を調べて、実際にその人がいるかどうか確認しましょう。