モノライン業界の歴史
1971年、米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を持つ民間の住宅ローン保険会社MGICの子会社として、業務分野の多角化を目的に、Ambacが設立されました。Ambacは現在の大手モノライン保険会社4社のひとつです。
その後、米国の地方債市場の拡大を背景に、1973年にMBIA、1983年にFGIC、1985年にFSAが設立され、現在のモノライン大手4社が揃いました。
地方債発行額に占める、金融保証付き債券の比率は、50%を超えており、米国の地方債市場において、モノライン保険会社の役割が需要になってきたことが窺えます。
1980年代以降になると、モノライン保険会社の保証対象は、米国地方債に加えて、資産担保証券などのストラクチャード・ファイナンス案件や、米国外の案件にまで拡大してきています。全体の市場規模が急成長するに従って、地方債以外の案件や、米国外の案件のウェイトが高まってきています。
現在は、大手4社の極端な寡占市場になっていますが、近年は新規参入企業による積極的な展開も注目されています。